箱根十七湯
〜箱根が持つ天与の恵み〜

⑬姥子
~火山の恵みを身近に感じながら~

日本人ならだれでも知っている童話「金太郎」。姥子の名は、その金太郎を育てた山姥と子(金太郎)の伝説から生まれたとも言われています。伝説では金太郎が目を傷めたとき、山姥が箱根権現のお告げに従ってこの温泉で完治させました。江戸時代(1811)に書かれた『七湯の枝折』にも、「此湯明礬(みょうばん)湯にして専ら眼病によし」と記されています。姥子の老舗旅館「秀明館」の庭内にある詩碑には、享保5年(1720)にはすでに姥子湯が存在したという記述があり、近郷の農民によく利用されていました。
姥子では現在でも自然湧出する温泉を利用し、豊富な湯量を誇っています。



大地獄「大涌谷」

赤茶けた岩肌から白い噴煙が立ち上る。辺りには硫化水素ガスの鼻を突く臭いが立ちこめている。大涌谷は南西の閻魔(えんま)台と北東の地獄沢から成り、まさに“大地獄”の名がぴったり。閻魔台側には一周40分の「大涌谷自然研究路」があり、火山活動を目の当たりにしながら散策できます。ここで発する蒸気熱は温泉のほか、名物の「黒たまご」の加熱にも用いられます。「黒タマゴ」は“1個食べれば7年長生き”がうたい文句。食べればさらに大涌谷の凄さが感じられます。



温泉の特徴

泉質 単純温泉、カルシウム─硫酸塩泉(石膏泉)、ナトリウム─硫酸塩泉(芒硝泉)など
源泉総数 5
泉温 44〜63℃  
湧出量 762ℓ/min



アクセス

強羅~(ケーブルカー)早雲山~(ロープウェイ)「姥子」下車
箱根湯本から湖尻方面行きバスで「姥子」下車



姥子の温泉施設

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