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仙石原エリア
エリアの特徴
箱根外輪山に囲まれた標高650mの高原、仙石原エリア。神奈川県唯一の湿原では貴重な植物が咲き、台ヶ岳の山裾に広がる草原は、ススキの名所として知られる。9月下旬から10月下旬ごろに成ると黄金色に輝くススキの穂があたり一面に生い茂り、金色のじゅうたんを敷きつめたような幻想的な風景に。また、様々なミュージアムが点在し、芸術の魅力を堪能できるエリア。
仙石原エリアに多い白いにごり湯は、美肌効果も高いと人気。
それぞれの温泉にはこんな特徴がある!
仙石原温泉 ~爽やかな高原のリゾート~
仙石原温泉は、標高700m前後の広い草原に開かれた温泉リゾートです。温泉利用は元文元年(1736)、大涌谷の引湯に始まります。現在も、大涌谷(硫黄泉=白濁湯)と姥子(透明湯)の引湯を集中管理して各旅館・ホテルに供給しています。そこには芦ノ湖畔の豊富な地下水も利用されてきました。 大正から昭和にかけて欧米型の避暑地として開発された歴史があり、他の地区に比べて自然がよく保存されているのも仙石原の特徴です。旅館・ホテルや施設などは“自然環境との調和”を優先し、それが仙石原のイメージとして認知されるようになりました。
姥子温泉 ~火山の恵みを身近に感じながら~
日本人ならだれでも知っている童話「金太郎」。姥子の名は、その金太郎を育てた山姥と子(金太郎)の伝説から生まれたとも言われています。伝説では金太郎が目を傷めたとき、山姥が箱根権現のお告げに従ってこの温泉で完治させました。江戸時代(1811)に書かれた『七湯の枝折』にも、「此湯明礬(みょうばん)湯にして専ら眼病によし」と記されています。