箱根十七湯
〜箱根が持つ天与の恵み〜

⑮湯ノ花沢
~憩いとレジャーの花も咲く~

芦之湯温泉は、駒ヶ岳の麓に開けた閑静な温泉地です。箱根旧街道(現国道1号)沿いで歴史的な面影を色濃く残し、旧跡も数多く点在しています。その一つ「阿字ヶ池」は、寛文2年(1662)に勝間田清左衛門が湿原を開拓して温泉の基礎を築いた跡です。それ以来、江戸時代を通じて長逗留の湯治客や文人墨客で賑わいました。『七湯枝折』では、「ここの湯は五味(多種)で、箱根の温泉の中でも主(最高)」という意味の賛辞が送られています。文人たちは温泉で英気を養うとともに、この地にあった熊野権現の「東光庵薬師堂」に集って句会や作歌を楽しみました。そのうちの一句-
芦の温泉の石に精あり秋の風 蕪村
現在、芦之湯温泉の旅館は2軒ですが、いずれもかつて「五味」と賛えられた複数の泉質を保有しています。「きのくにや」は成分の異なる5本の源泉、「松坂屋本店」には七色に変わる湯量豊かな源泉があります。



駒ヶ岳

駒ヶ岳は標高1,357mで、箱根山系の中では神山(1,438m)に次ぐ2番目の高さを誇ります。古くから信仰の山として修験者が入山し、山頂の「箱根元宮」に参拝していました。芦ノ湖畔の箱根神社は、箱根元宮の里宮として位置づけられています。今は駒ヶ岳山頂までロープウェイ(箱根園発)で簡単に登れます。さらに大涌谷の方へ「駒ヶ岳・神山ハイキングコース」が開け、健脚向けのハイキングが楽しめます。コース周辺では、箱根でしか見られない高山植物の宝庫でもあります。

箱根湯の花ゴルフ場

箱根駒ケ岳を背に、眼下には相模湾や江ノ島。大自然に囲まれながらのプレーはリゾート気分で18ホールを満喫できます。隣接した箱根湯の花プリンスホテルとの宿泊セットもあり、天然の白濁温泉にみたされた露天風呂も楽しめます。



温泉の特徴

泉質 単純硫黄温泉(硫化水素型)、酸性─含硫黄─アルミニウム・鉄(Ⅱ)─硫酸塩泉(硫化水素酸性明ばん緑ばん泉)または、酸性─含硫黄─アルミニウム─硫酸塩泉(硫化水素酸性明ばん泉)
源泉総数 1
泉温 55℃
湧出量 1,239ℓ/min



アクセス

箱根湯本から元箱根・箱根町行きバスで「箱根湯の花プリンスホテル」下車



湯ノ花沢の温泉施設

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