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箱根バードウォッチング春夏編2010年度 ( イワツバメ ホオジロ ウグイス ホソバコガク ヤマアジサイ ガクアジサイ )

2010年07月30日 01:56

箱根バードウォッチング(九頭龍の森)7/25(日)報告Report of Hakone Bird Watching on July 25th in Forest of Kuzuryu

イワツバメの巣の親子

定番となった「箱根バードウォッチング春夏編」(九頭龍の森)もおかげさまで、7/25(日)最終回も好評に終了しました。梅雨明けで暑かったのですが、芦ノ湖畔の木陰を歩くと涼しくてとても気持ちよかったです。 参加者は16名様。小学生から年配の方までご参加頂きました。  
朝10時、ザ・プリンス箱根を出発!  最初はイワツバメの集団営巣地で巣の親子を見ました。
ガイドをしながらの撮影は困難なため、本記事は当日撮影以外の写真も説明に利用します。ご了承下さい。

シジュウカラの子(巣立ち雛)

 先週は、ヤマガラの巣立ち雛が見れましたが、今回はシジュウカラの巣立ち雛が見れました。
動物ウォッチングは、開催するたびに違う発見・出会いがあって面白いですね。

シジュウカラの親鳥

当日見れませんでしたが、親鳥です。胸の黒いネクタイがはっきりしているのが親鳥の特徴で、腹の方でさらに太くなってるのが雄の特徴です。この写真は餌をくわえていて、子に給餌する途中です。

ホオジロ

 木のてっぺんでホオジロが盛んにさえずっていました。三脚に付けた望遠鏡でみなさんじっくり見ることができました
ホオジロのさえずりは「一筆啓上つかまつりそうろう」を早口で言ったように聞こえます。このように、鳥の声に意味を持たせてまねるのを、”聞きなし”といいます。空耳(そらみみ)といってしまえばそれまでですが(^^;
英語圏には聞きなしの文化はないと英語圏のバードウォッチァーから聞きました。これも日本の文化ですね。

カワラヒワ

 カワラヒワも三脚に付けた望遠鏡でみなさんじっくり見ることができました。また、5羽ぐらいの家族群がいて、次々に木から地面に下りてくるのを見ることができましたね。

特定外来生物のソウシチョウ

森の中から「「♪キョロリキョロリ…キヨコキヨコ…」 って良い声がします。特定外来生物のソウシチョウの声です。
ウグイスの、「♪ホーホケキョ」に混じってソウシチョウの声がしました。ソウシチョウはもともと日本の鳥じゃあなかったのですが、飼い鳥が逃げ出して、日本各地で繁殖してしまいました。このままでは日本の生態系が崩れてしまうかもしれないということで、法律で特定外来生物に指定されました。このため、輸入禁止、飼育禁止となってます。

葉っぱが冷たく感じるガクアジサイ

 平地ではアジサイの季節は終わりましたが、芦ノ湖ではアジサイの季節になりました。 今が見頃です。ガクアジサイ、ヤマアジサイ類、タマアジサイ、園芸種のアジサイ(ガクアジサイの品種改良品)をみんなで見ました。ガクアジサイは葉に触ると毛がないのでしっとり冷たい感じです。おでこに貼ると冷たくて気持ちいい!

ま~るいタマアジサイのつぼみ

タマアジサイの名前は、この、ま~るいつぼみからきました。
葉に触ると毛が両面にあるので、あつっくるしい感じです。

タマアジサイの花

花が咲くとこんな感じでしたね。タマアジサイは花期が長く、次々と咲くので、つぼみと花を同時に見ることができます。 

ヤマアジサイ(ホソバコガク(別名アマギアマチャ))

 ホソバコガク(別名アマギアマチャ)は、フォッサマグナ要素(箱根富士伊豆地方特有)の植物です。葉が小さくて長細いなどが特徴です。種としてはヤマアジサイでその中の変種のひとつらしいです。

ヤマアジサイの花の終わり頃の色

 花の終わりの頃は色が赤みがかっていました

これもアジサイの仲間 ノリウツギ

ノリウツギは花序(花全体の形)が、よく見かける他のアジサイ類とは違って、円すい形です。

予告 冬になるとやってくるルリビタキ

まとめ
5月から開始した「箱根バードウォッチング春夏編」(九頭龍の森)はこれで終了です。強雨中止の1回をのぞき、全9回ともやや定員オーバーの15~20人程度で開催できました。貸し双眼鏡をご利用頂いた初心者の方から、花好き、鳥好きの方々、花の名前を教えて頂いた山登り好きの方、ご家族など多くの方々にご参加頂きました。ありがとうございました。
 生き物好きが、ちょうど良い人数で、和気あいあいと、鳥や花を楽しむことができました。ガイドをした鳥日和こと伊豆川も非常に楽しかったです。

 謝辞
 このシリーズの開催に当たって、開催地として利用させて頂いた(株)プリンスホテル系列の方々、パンフレットを置いて頂いたホテルや案内所の方々、くちコミや個人のホームページで広めて頂いた方々、マスコミの方々、日程調整や数々のアドバイスを頂いた私の職場の方々、ならびに箱根町観光協会の方々のご協力に、深くお礼を申しあげます。

予告 冬になるとやってくるジョウビタキ(雌)

 !予告!秋・冬の楽しみ方
今後も、一般の方が参加できる、バードウォッチングやネイチャーウォッチングを、やりたいですね(未定)。
ちょっと気が早いですが、秋は、秋の花や木の実が楽しめますし、冬は、赤い鳥のジョウビタキ青い鳥のルリビタキが北から箱根にやってきます。芦ノ湖にはいろいろな鴨もやってきます。葉っぱが落ちて小鳥を見つけやすいですし、夏とは違う鳥も見れますから、楽しみですね。 冬鳥が来たら、ブログでも鳥情報を公開します。バードウォッチングツアーが、開催できれば(未定)このブログでもお知らせします。
未定ですが「ミニ図鑑の箱根の野鳥 冬版」も作りたいですね!(^^;

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コメント一覧( 6 件)

by 鳥日和 さん

2010年08月25日 21時21分

人間だと、黙って歩いている人が普通にいるんだけど、森林や草原の小鳥(多くはスズメ目の鳥)は、なぜか、さえずりなり地鳴きをしながら生活をしてますね(寝てる時をのぞく)。夏も残暑の季節になったので、さえずりはあまり聞きませんが、地鳴きで発見ができますよ。ウグイス、ホオジロ、メジロ、ヒヨドリ、カワラヒワ、シジュウカラ、ヤマガラなど探してみてください。

ROO さん

2010年08月10日 07時42分

こんにちは。
「鳥は声で発見する」をまさに昨日感じました。(地元の観察会にて)
なかなか鳥の姿を見るのが難しい中、メジロが中心の混群をたまたま見つけた方がいて…
でもなんか違う…と思うとだれも鳴いていない(苦笑)黙ってわさわさやって黙って移動していくので「これじゃ見つけるの難しいわ…」と
一同溜息でした。


by 鳥日和 さん

2010年08月07日 11時47分

「鳥は見るもの」と思ってる方が多いようですが、水鳥以外は、声で発見することが多いです。
 自然を楽しむときは五感を使って楽しむのが面白いですね。時々、試しになめた木の実がすご~く渋くて、失敗することもありますが(^^; 
 注意!!判らない植物は、毒があるかもしれないので、むやみに食べないで下さい。自己責任でお願いします。
今は、ヘクソカズラという赤と白の可愛い花が箱根でも咲いています。でも触ると臭いんですよね(^^;

ALOHA さん

2010年07月31日 22時59分

久しぶりのバードウォッチングで双眼鏡がうまく使えるか心配でしたが、出発前に使い方を説明していただいたのでホオジロなどを見ることができました。
眼で鳥を見るだけでなく、周囲の声や音を聞いたり、葉の香りをかいだり手で触ったり、五感を使っての散策は楽しかったです。時間に追われている日常では封印してしまっている感覚を、久しぶりに使った感じでした。
樹木とつる性植物との生存競争のお話では、生き物はみんな知恵を絞って一生懸命生きていること、生きてきた歴史が形に表れていることが興味深かったです。
楽しい時をありがとうございました。

鳥日和Toribiyori さん

2010年07月31日 22時24分

ジョウビタキも冬の名物ですね。シルバー頭の雄も、くりくりお目々の雌も人気ですね。ジョウビタキもルリビタキも冬に縄張り持って居着きますので。越冬ポイントを見つけると会える確率が高いです。

ROO さん

2010年07月31日 08時18分

「予告」の冬版、楽しみですね。
私はジョウビタキ(特に♀)が大好きで、自分のキャラにしたりしています。
ぜひ箱根の「おジョー」にも逢いに行きたいです。

by 鳥日和

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