『箱根全山』旅のテーマパーク箱根 - 箱根町観光情報ポータルサイト

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箱根バードウォッチング春夏編2010年度 ( イワツバメ ホオジロ ウグイス ホソバコガク ヤマアジサイ ガクアジサイ )

2010年07月30日 01:56

箱根バードウォッチング(九頭龍の森)7/25(日)報告Report of Hakone Bird Watching on July 25th in Forest of Kuzuryu

イワツバメの巣の親子

定番となった「箱根バードウォッチング春夏編」(九頭龍の森)もおかげさまで、7/25(日)最終回も好評に終了しました。梅雨明けで暑かったのですが、芦ノ湖畔の木陰を歩くと涼しくてとても気持ちよかったです。 参加者は16名様。小学生から年配の方までご参加頂きました。  
朝10時、ザ・プリンス箱根を出発!  最初はイワツバメの集団営巣地で巣の親子を見ました。
ガイドをしながらの撮影は困難なため、本記事は当日撮影以外の写真も説明に利用します。ご了承下さい。

シジュウカラの子(巣立ち雛)

 先週は、ヤマガラの巣立ち雛が見れましたが、今回はシジュウカラの巣立ち雛が見れました。
動物ウォッチングは、開催するたびに違う発見・出会いがあって面白いですね。

シジュウカラの親鳥

当日見れませんでしたが、親鳥です。胸の黒いネクタイがはっきりしているのが親鳥の特徴で、腹の方でさらに太くなってるのが雄の特徴です。この写真は餌をくわえていて、子に給餌する途中です。

ホオジロ

 木のてっぺんでホオジロが盛んにさえずっていました。三脚に付けた望遠鏡でみなさんじっくり見ることができました
ホオジロのさえずりは「一筆啓上つかまつりそうろう」を早口で言ったように聞こえます。このように、鳥の声に意味を持たせてまねるのを、”聞きなし”といいます。空耳(そらみみ)といってしまえばそれまでですが(^^;
英語圏には聞きなしの文化はないと英語圏のバードウォッチァーから聞きました。これも日本の文化ですね。

カワラヒワ

 カワラヒワも三脚に付けた望遠鏡でみなさんじっくり見ることができました。また、5羽ぐらいの家族群がいて、次々に木から地面に下りてくるのを見ることができましたね。

特定外来生物のソウシチョウ

森の中から「「♪キョロリキョロリ…キヨコキヨコ…」 って良い声がします。特定外来生物のソウシチョウの声です。
ウグイスの、「♪ホーホケキョ」に混じってソウシチョウの声がしました。ソウシチョウはもともと日本の鳥じゃあなかったのですが、飼い鳥が逃げ出して、日本各地で繁殖してしまいました。このままでは日本の生態系が崩れてしまうかもしれないということで、法律で特定外来生物に指定されました。このため、輸入禁止、飼育禁止となってます。

葉っぱが冷たく感じるガクアジサイ

 平地ではアジサイの季節は終わりましたが、芦ノ湖ではアジサイの季節になりました。 今が見頃です。ガクアジサイ、ヤマアジサイ類、タマアジサイ、園芸種のアジサイ(ガクアジサイの品種改良品)をみんなで見ました。ガクアジサイは葉に触ると毛がないのでしっとり冷たい感じです。おでこに貼ると冷たくて気持ちいい!

ま~るいタマアジサイのつぼみ

タマアジサイの名前は、この、ま~るいつぼみからきました。
葉に触ると毛が両面にあるので、あつっくるしい感じです。

タマアジサイの花

花が咲くとこんな感じでしたね。タマアジサイは花期が長く、次々と咲くので、つぼみと花を同時に見ることができます。 

ヤマアジサイ(ホソバコガク(別名アマギアマチャ))

 ホソバコガク(別名アマギアマチャ)は、フォッサマグナ要素(箱根富士伊豆地方特有)の植物です。葉が小さくて長細いなどが特徴です。種としてはヤマアジサイでその中の変種のひとつらしいです。

ヤマアジサイの花の終わり頃の色

 花の終わりの頃は色が赤みがかっていました

これもアジサイの仲間 ノリウツギ

ノリウツギは花序(花全体の形)が、よく見かける他のアジサイ類とは違って、円すい形です。

予告 冬になるとやってくるルリビタキ

まとめ
5月から開始した「箱根バードウォッチング春夏編」(九頭龍の森)はこれで終了です。強雨中止の1回をのぞき、全9回ともやや定員オーバーの15~20人程度で開催できました。貸し双眼鏡をご利用頂いた初心者の方から、花好き、鳥好きの方々、花の名前を教えて頂いた山登り好きの方、ご家族など多くの方々にご参加頂きました。ありがとうございました。
 生き物好きが、ちょうど良い人数で、和気あいあいと、鳥や花を楽しむことができました。ガイドをした鳥日和こと伊豆川も非常に楽しかったです。

謝辞
 このシリーズの開催に当たって、開催地として利用させて頂いた(株)プリンスホテル系列の方々、パンフレットを置いて頂いたホテルや案内所の方々、くちコミや個人のホームページで広めて頂いた方々、マスコミの方々、日程調整や数々のアドバイスを頂いた私の職場の方々、ならびに箱根町観光協会の方々のご協力に、深くお礼を申しあげます。

 予告!
今後も、一般の方が参加できる、バードウォッチングやネイチャーウォッチングを、やりたいですね。
秋は、秋の花や木の実が楽しめますし。冬は、赤い鳥のジョウビタキ青い鳥のルリビタキが北から箱根にやってきます。芦ノ湖にはいろいろな鴨もやってきます。葉っぱが落ちて小鳥を見つけやすいですし、夏とは違う鳥も見れますから、楽しみですね。具体的なコースや日程が決まったらこのブログでもお知らせします。
「ミニ図鑑の箱根の野鳥 冬版」も作りたいですね!(^^;

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箱根バードウォッチング春夏編2010年度 ( イワツバメ、ヤマガラ、ウグイス、ホタルブクロ、ヤマアジサイ )

2010年07月22日 03:09

箱根バードウォッチング(九頭龍の森)7/18(日)~19(月)報告Report of Hakone Bird Watching on July 18-19th in Forest of Kuzuryu

 定番となった「箱根バードウォッチング春夏編(九頭龍の森)」です。
今回は7/18(日)と19(月祝)の2日間連続で開催しました。梅雨明けの晴れ。日差しは強かったですが、芦ノ湖周辺は、遊歩道の木陰を歩くと涼しくてとても気持ちよかったです
参加者は、7/18は15名様、7/19は16名様。貸し双眼鏡の台数が限られているため、予約をあきらめた方もいたようで申し訳ありませんでした。小学生から年配の方までご参加頂きました。また、日々輝学園高校(綾瀬市内)のアウトドア部8名様もご参加いただきました。ありがとうございますm(_ _)m
朝10時、ザ・プリンス箱根を出発(^。^)。 さて何が見れたかな?
ガイドをしながらの撮影は困難なため、本記事は当日撮影以外の写真も説明に利用します。ご了承下さい。

谷から大きなさえずり♪ ミソサザイ

 森の中から早口で、「♪キュルリキュリ、ヒクリヒクリ…」ミソサザイの長~い、さえずりも聞こえこえました(7/18(日))。声の正体はこれです。配付したミニ図鑑で説明しましたが、全長わずか10cmですが、声は大きくて谷に響きました
夏になると、葉が茂って、森の鳥はどおしても見難くなります。双眼鏡で探しますが、見れないときは、木陰でさえずりを楽しみます。これもまた風流。さえずりは春夏でないと楽しめません秋冬は地味な地鳴きしか、しなくなってしまうのです。また、花や果実や良い香りのする植物も楽しみました。

♪ホーホケキョ♪ ウグイスのさえずり

「♪ホーホケキョ」とか「♪ケキョケキョケキョ…」ウグイスのさえずりが良く聞こえました。
姿は全員で見ることはできませんでしたが、茶色い姿が見れました。姿が見れなかった方は、ミニ図鑑のこの写真でご勘弁下さいm(_ _)m

イワツバメの巣の親子

 これは、みなさんばっちり見れましたね。もう、雛も大きくなっていて、親鳥と変わらない大きさでした。
声の「♪虫食って、土食って渋ーい♪」もちゃんと巣作りの意味があるって判りましたね(^^; 口に含んだ土をつばと混ぜて巣材にしてるのです。

ヤマガラの巣立ち雛

 森を歩いてしばらくすると「♪ニーニー♪」って3羽ぐらいの声がしました。
よく見るとヤマガラの家族群でした(7/19(月))。
ヤマガラの巣立ち雛が、セミのヒグラシを捕まえようとして追っかけていたのは面白かったですね。餌採りの練習です。

ヤマガラの親鳥

 こっちが親鳥です。茶色いお腹です。巣立った秋に胴体の羽が生え替わって茶色くなります。
ちなみに鳥の年齢を示す用語は、下記のようになってます。
 巣立ち ~ 秋の羽の生え替わりまで →幼鳥
秋の羽の生え替わり  ~  翌年春まで →第1回冬羽
ヤマガラなどのカラ類の場合は、第1回冬羽で親鳥(成鳥)とそっくりの色模様になります。

キビタキ雄

「♪ポッピリピー、ポッピリピー♪」キビタキのほがらかなさえずり声を聞くことができました(7/18(日))。キビタキはきいろい可愛い鳥です。 

ソウシチョウ(特定外来生物)

 森を歩くと、ウグイスの、「♪ホーホケキョ」に混じって「♪キョロリキョロリ」と良い声がします。この声はソウシチョウでした。もともと日本の鳥じゃあなかったのですが、飼い鳥が逃げ出して、日本各地で繁殖してます。

ヒヨドリ

 「♪ヒーヨ、ヒーヨ」と鳴くのでヒヨドリと名前が付きました。これも良く鳴いていましたね。

ヤマホタルブクロ

 

ホタルブクロ

 ホタルブクロ類の咲く夏の季節になりましね。 ホタルブクロヤマホタルブクロの両方を観察しました(7/19(月))。
違いは、緑色の萼(がく)の形でした。

ヒメシャラの花

 大木のヒメシャラの林で、地面にいっぱい落ちてるヒメシャラの花も観察しました。写真のように、ひっくり返すと真ん中に丸い穴が空いてます。さて?何の穴でしょうか?

(答え)花期が終わって、花を落とすときに、全部は落とさないで、中心の雌しべを木に残したときの穴です。ヒメシャラでは雌しべの付け根の子房がふくらんで種子になります。

ヤマアジサイ (の一変種)

平地ではアジサイの季節は終わりましたが、芦ノ湖ではアジサイの季節になりました。 今が見頃です。ガクアジサイ、ヤマアジサイ類、タマアジサイ、園芸種のアジサイをみんなで見ました。コアジサイは、残念ながら花は終わっていました。
 ちなみに園芸種のアジサイは、種の単位としてはガクアジサイと同種で、花序全体がほとんど装飾花(雄しべ雌しべが無く、萼が花びらのように変化した花)となった型を栽培した物です。きれいだけど、自然(野草)ではないのです。

ジムグリ

ジムグリという蛇が、笹に巻き付いていましたね(7/18(日))。全長30cm程度で小さかったので幼体(ようたい)です。成体になると70~100cmになる種類で、毒のない蛇です。土に潜るのが得意なので、「地に潜る」からジムグリと呼ばれてます。

 箱根バードウォッチング春夏編 募集中 残り7/25(日)のみ ←クリックすると今までの開催報告があって、さらに、画面をどんどん下にめくると、配付するミニ図鑑や、一番の下の記事に募集案内パンフレット印刷ボタンがあるよ。キャンセルがでたので、まだ、若干名追加できます。ぜひお申込み下さい。

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コメント一覧( 2 件)

by 鳥日和 さん

2010年07月27日 02時34分

ジムグリは、7/25の最終日は見つかりませんでした。その代わり、九頭龍の森から戻る道で、一部の方しか、見れなかったのですが毒蛇のヤマカガシがいました。体長1メートル程度でした。草むらの中で、写真は撮れませんでしたm(_ _)m

ROO さん

2010年07月24日 00時45分

箱根バードウォッチング、ありがとうございました!18日参加の高島です。(通称:ルーです)
かわいいイワツバメから始まり、ウグイスゾーン、ソウシチョウゾーン、ひぐらし大合唱ゾーン?(笑)…九頭龍の森ではいろんな観察が出来て帰りは声の奇麗なミソやキビタキの唄で送ってもらえて嬉しかったです。「ジムグリ」はあまり見られないとのこと、また、幼体とのこと!逢えてラッキーでした。
箱根でのひと時はさわやかで気持ち良かったです。出発時にいただいた手作りの「ミニ図鑑」がとても良かったと思います。大切にします。また、別の季節にもお邪魔したいです。…明後日、最終ですか!!…ジムグリ、また出るといいですね。

樹木・植生環境 ( マメザクラ オオシマザクラ モミジイチゴ ヤマグワ ヘビイチゴ おいしい実 初夏 )

2010年07月15日 03:21

初夏のおいしい(^。^)野生の果実。木苺、桜ん坊、桑の実 追加版

モミジイチゴ(バラ科)のおいしい果実

春の花が散ると、夏に実が熟す種類(モミジイチゴ、ヤマグワ…)と、じっくり時間を掛けて秋に実が熟す種類(ガマズミ、ナナカマド…)があります。
ここでは、前者、春に花が咲いて、初夏の今頃、箱根でおいしい実がなる種類を紹介しましょう。
最初はモミジイチゴです。

モミジイチゴ う~ん! おいしそう

 みずみずしくて甘酸っぱくておいしいですよ。さわるとポロッと落ちるぐらいが熟してておいしいです。
茎にトゲがあるので気をつけましょう。
探すコツは、名前の通り、モミジのような葉っぱです。それも小さめの葉っぱ(葉の長さ約5~7cm)に良く実がなってます。
大きい葉っぱ(葉の長さ約10cm)の茎は、今春地面から伸びた新しい茎で、実が付いてません。「なぜ?」答えは次の写真で…
ちなみに、こういう水分の多い実を液果っていいます。逆にドングリみたいに堅い実は堅果っていいます。

モミジイチゴの花は4月上旬

「 モミジイチゴの花ってどんなだっけ?」
はい、これです。
葉が少し開いた早春に花が咲きます。芦ノ湖周辺では4月上旬。この花が落ちると実がなるのです。
 一方、その後に、地面からニョキニョキと50cmぐらいの高さまで茎が伸びてきます。これが、今春の茎です。これは、茎が伸びて大きめの葉っぱ(葉の長さ約10cm)を付けるだけで花を付けません。来年の春に花が付きます。今年は葉っぱをたくさん開いて、来年の花と果実のために、養分を貯めるようです。やー努力家ですね。

オオシマザクラ 2010/06/23

  次は桜ん坊です。これはオオシマザクラの桜ん坊
オオシマザクラは、大木になりますので、大木を見つけると実もたくさんです。手が届けばですが(^^;
木も太ければ、実も、葉っぱも、他のサクラ類に比べると大きいです。こんぐらい赤くなると歯ごたえがサクサクしてて一応食べれますが、もうちょっと熟すと、右の写真になります。

熟したオオシマザクラの桜ん坊

  こんぐらい黒くなると、さらに甘くておいしいです。
6/27(日)の「箱根バードウォッチング春夏編(九頭龍の森)」(←click)では、参加したお嬢さんに食べてもらいました。

おまけ
箱根バードウォッチング春夏編 募集中 7/18(日),19(月祝),25(日) ←クリックすると今までの開催報告があって、さらに、画面を下にめくると、ミニ図鑑や、一番の下の記事に募集案内パンフレット印刷ボタンがあるよ。ぜひお申込み下さい。

オオシマザクラは葉も大きい

  オオシマザクラは、大木になり、木も太ければ、葉っぱも大きいです。葉の長さ約8-10cmもあります。ソメイヨシノより大きいですよ。
ちなみに、桜並木などで一番普通のソメイヨシノは、少ししか実がなりません(T_T) 難しい話しをすると、ソメイヨシノは交雑種(合いの子)で、ソメイヨシノどおしで受粉しても、実がほとんどできません。一般的には接ぎ木や挿し木などで増やします。こういうのを不稔性(ふねんせい)といいます。種なしスイカとかも不稔性です。

マメザクラ 果実 箱根港 2010年6月

 今度は逆に小さいサクラです。箱根にはマメザクラが多く自生してます。
木も葉も花も実も小振りで可愛いさくらです
6月にこんな実がなりました。黒い実が甘酸っぱくておいしい\(^_^)/

マメザクラの果実と葉の大きさ

 大きさのイメージが判るように、私の手が入った写真です。
この実は、まだ赤いので酸っぱいです。

マメザクラの花の蜜を集めるハナバチ類2010/4/13

マメザクラの花はこんな可愛い花です。4月のソメイヨシノと近い時期に咲きます。
富士箱根伊豆地方と房総半島にだけ自生してます。静岡県側の方はフジザクラと呼んでいます。

ヤマグワの果実

(追加版)
今食べ頃のヤマグワの実です。
黒いのが熟してておいしい。
赤いのは渋いですよ

ヤマグワの葉っぱ。上から見たところ。

ヤマグワは、枝を上から見ると、実があんまり見えません。下からのぞくと、実がいっぱい見えますよ。 
ちなみに、ヤマグワの葉っぱは、若葉を囓ると、最初は「美味しくない」って味ですが、かみしめると、ほんのり甘みがあります。ほんのりですよ、ほんのり。一般的には山菜とはなってませんので、味見程度にしておいてください。カイコガになった気分か(^。^)

ヘビイチゴ

おまけ編
 赤くて美味しそうに見える果実です。
名前に「へび」って付いてるので、毒があると思ってる方もいらっしゃいますが、無毒ですよ。でも食べてみると、みずけが少なくてしゃりしゃりしてます。種子がちょっと堅いのでジャリジャリって感じ。甘みが少しあります。少しなんです。マズくはありませんが「おいしい!」って程でもありませんね。焼酎付けにして果実酒にする方もいるそうです。

ヘビイチゴの花

これがヘビイチゴの花です。4~5月 に日当たりの良い道路脇などで咲いてます。この花が今頃、赤い実になったんですね。

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箱根バードウォッチング春夏編2010年度 ( イワツバメ ウグイス シジュウカラ 木の実 桑の実 桜ん坊 木苺 )

2010年07月14日 02:53

箱根バードウォッチング(九頭龍の森)7/11(日)報告Report of Hakone Bird Watching on July 11th in Forest of Kuzuryu

「♪ホーホケキョ」とウグイスのさえずり

もう定番となった「箱根バードウォッチング」!!
今日は雨は大丈夫でした。
みなさま全員、定刻前に集合!予定通り10時出発(^。^)(12名とガイド伊豆川で開催)。 さて今日は何が見れるかな?
森の中から、「♪ホーホケキョ」ウグイスのさえずりが良く聞こえました。
なかなか姿が見れませんが、はやり、良い声ですね。今回は姿が見れなかったので、この写真でご勘弁下さい。
本記事の写真は当日撮影以外のものも含みます。ご了承下さい。

イワツバメ 集団営巣地を見学

 イワツバメの雛が巣から顔を出して、親鳥が餌を持ってくるのを待ってました。巣によって、大きい雛のいる巣と、小さい雛のいる巣がありました。小さい雛は2番子のようです。2番子とは、この夏に、1回目の子供が巣立って、その後、もう一回卵を産んで2回目の繁殖をしている雛のことです。
 親鳥は「ジュリジュリ」無きがなら餌を持ってきました。この「ジュリジュリ」が「虫食って、土食ってしぶーい」って聞こえませんか?

「♪キョロリキョロリ」と良い声はソウシチョウ

 森を歩くと、ウグイスの、「♪ホーホケキョ」に混じって「♪キョロリキョロリ」と良い声がします。この声はソウシチョウです。もともと日本の鳥じゃあなかったのですが、飼い鳥が逃げ出して、日本各地で繁殖してしまってます。実はブラックバスと同じく、外来生物法で特定外来生物に指定されている、良くない外来生物なのです。

ヒメシャラの大木を観察する様子

 樹木の表面(樹皮)がつるつるで特徴的な木です。ツル植物やコケが付かないように、樹皮をはがして対策をとってるんですね。地面にはヒメシャラの花がたくさん落ちてました。落ちた花には雄しべしか付いてませんでした。受粉したら雄しべは用無しなんです(T_T)。雌しべは木に残って実になります。

ヒメシャラの花

ヒメシャラは箱根より西に分布する木です。箱根に来たらぜひ見て下さいね。

ミツバウツギの種子

 おもしろい形してます。ひっくり返すと相撲の行司の軍配みたい。秋に茶色く堅い種子になって秋冬の鳥の食料になります。

ヤマボウシ 白やピンクや緑の花が楽しめる

  ヤマボウシもあちこちに咲いてました。ヤマボウシは株によって花の色が違い、白やピンクや緑の花が楽しめました。集合場所のプリンスのロータリには見事な白い花、九頭龍の森には、きれいなピンクの花がありましたね。

ヤマホタルブクロ

まさに蛍が入りそうな 形ですね。今回の観察会では、ホタルも一瞬ですが見れましたね。

オバボタル

 ゲンジボタルより、小さくて、大きさはヘイケボタル程度。体長10mm程度(触角のぞく)。
オバボタルは6~7月に見かけます。しかしこの蛍は発光しません。蛍は夜発光するイメージが強いのですが、蛍類にはいろんな種類があって、発光しない蛍類もたくさんいます。(記述改訂ver2)

オオシマザクラの桜ん坊

 九頭龍の森には、大木のオオシマザクラが何本も生えてます。
 前回の箱根バードウォッチングでも、桜ん坊を味見して楽しめましたね。今回もまだ実がありました。甘酸っぱくておいしいのですが、この酸っぱさは大人向けのようです。一緒に参加したお子様は、「酸っぱい酸っぱい」といやがってました(^^;

モニジイチゴのあまーい果実

 これは、参加したお子様に大人気でしたね。トゲに注意して食べました。葉の小さい古い枝にたくさん実があります。

ヤマグワの果実

  これも、参加したお子様に大人気でしたね。黒いのが熟してておいしかったです。

 箱根バードウォッチング春夏編 募集中 7/18(日),19(月祝),25(日) ←クリックすると今までの開催報告があって、さらに、画面を下にめくると、ミニ図鑑や、一番の下の記事に募集案内パンフレット印刷ボタンがあるよ。まだ、間に合います、ぜひお申込み下さい。

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箱根バードウォッチング春夏編2010年度 ( シジュウカラ ノウサギ 木の実 桑の実 桜ん坊 木苺 )

2010年07月03日 02:24

箱根バードウォッチング(九頭龍の森)6/27(日)報告Report of Hakone Bird Watching 27th June in Forest of Kuzuryu

シジュウカラ 幼鳥

朝起きると雨(T_T)
しかし箱根の天気予報では、12時には曇となる予定。一応、お客様には、以下のようにご説明、
「今は雨で、鳥の姿は見にくいです。もしキャンセルしてもキャンセル料は取りません。しかし鳥の声は良く聞こえますし、きれいな花もたくさん咲いてますので、鳥も花もご案内します。」
集合した全員が、雨具を着て、傘を持って出発となりました(^。^)(17名とガイド伊豆川の18名で開催)
本記事の写真は当日撮影以外のものも含みます。ご了承下さい。

シジュウカラ 親鳥

  イワツバメの集団営巣地を見て(イワツバメノ写真は以前の開催報告←click)、ヤマボウシやエゴノキの白い花を見ながら歩くと、シジュウカラが4羽ほどの群れで餌を採ってました。親子連れです。親鳥と幼鳥の胸の模様の違いが雨では、わかりにくいので、配付したミニ図鑑で説明(^。^)

箱根バードウォッチング春夏編 募集中 7/11(日),18(日),19(月祝),25(日) ←クリックすると今までの開催報告があって、さらに、画面を下にめくると、ミニ図鑑や、一番の下の記事に募集案内パンフレット印刷ボタンがあるよ。まだ、間に合います、ぜひお申込み下さい。

ソウシチョウ

森の中から、キョロリ、キョロリと良い声がします。ソウシチョウです。
色が鮮やかで可愛い鳥なのですが、特定外来生物に指定されてます。中国や台湾からペット等で運び込まれたものが、逃げ出してしまって、全国あちこちで繁殖してしまったやっかいものです。

ヤマボウシ

植物の観察もしましたよ。これが結構好評でした。 ヤマボウシの花は緑っぽいものからピンクっぽいものまで変化があって楽しめました。

エゴノキ

地面が、白く明るくなってます。エゴノキの花のじゅうたんです。
上を見上げると、高い木にエゴノキの花がたくさん付いてました。 秋に実が成ってヤマガラが好んで食べますが、人には毒なので食べないで下さいね。

オオシマザクラの桜ん坊

 黒とがあります。黒い方が熟してて甘いですよ。
オオシマザクラの実は、マメザクラ(フジザクラ)の実より大きいですが、果物屋さんのサクランボよりは小さいです。直径8ミリぐらい。

オオシマザクラの桜ん坊

 いのといのの両方を、参加者のお嬢さんに食べてもらいました。黒い方は「甘くておいしい!」、赤い方は「これもおいしいよ、お店の桜ん坊みたい」とのこと。こんぐらい熟してれば渋みは、少ない。

ヘビイチゴ

 名前からすると、毒でもありそうですが、これも食べれます。でも、スポンジみたいで、あまり甘くないですね。果実酒にするとおいしいそうです。

ヤマグワの液果  いわゆる桑の実

 これも黒い方がおいしい。赤は渋いよ。たくさん成っていたので、みんなで食べました\(^_^)/

モミジイチゴ これもおいしい

 いわゆる木苺の仲間です。3月の白い花が実になりました。

ニシキウツギ

1つの花が白から赤に、色変わりするので二色空木。

ミツバウツギの種子

 おもしろい形してます。ひっくり返すと相撲の行司の軍配みたい。

ミツバウツギの花。先端がピンク。2010/5/22

 5月なら花も見れました。こんな花です。

ヒメヤブラン(ユリ科) つぼみ

お客様が小さな花を見つけてくれました。よーく見るとまだ、つぼみでした。 

 また、ノウサギを見たり、カワラヒワ、ホオジロなどが見れました。
また、声だけですが、ウグイスの♪ホーホケキョ♪、小さなキツツキのコゲラの♪ギー♪、キビタキの♪ポッピロリー♪などの楽しい声を聞きました。(一部の聞けなかった方、見れなかった方、ごめんなさい。)
 今回も、楽しく、あっという間の観察会でした。薄着の方はちょっと寒かったようです。平地に比べてやはり箱根は寒いです。特に天気の悪い日はm(_ _)m  プリンスホテルまで戻っても、小雨のままでした。でも解散後「雨なのにとっても楽しかった。7月にぜひもう一回参加したい」と何人かに言って頂き、私もうれしかったです。

箱根バードウォッチング春夏編 募集中 7/11(日),18(日),19(月祝),25(日) ←クリックすると今までの開催報告があって、さらに、画面を下にどんどんめくると、ミニ図鑑や、一番の下の記事に募集案内パンフレット印刷ボタンがあるよ。

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観察会・講演会・展示 ( 箱根湿生花園 ノハナショウブ セッカ ウグイス ヤマガラ ホトトギス シジュウカラ Hakone-Botanical-Garden-of-Wetlands )

2010年06月29日 02:28

箱根湿生花園で花とバードウォッチングのコツ! How to watch birds in Hakone Botanical Garden of Wetlands

ノハナショウブ  2010/06/25

 

 箱根湿生花園で、花と鳥の両方を欲張って楽しみましょう。
写真は園内の、奥にある、 仙石原湿原植生復元区です。
今はノハナショウブが見頃です。
ここは、草原で、周囲に湿地林が有るので、草原性の野鳥(セッカ)や、林縁や明るい林を好む鳥(ホオジロ、ホトトギス)がいます。
また、この復元区だけでなく、園内は、森の中に、広い歩道(木道)が整備されているので、歩きやすくて、
ヤマガラやエナガ、シジュウカラなどの森の鳥もいますよ。
今は、野鳥の巣立ち時期なので、親子連れを見るチャンスです。
園内で鳥を見るコツは、この記事の一番下をご覧下さい。

ノハナショウブ  きれいですね~ 2010/06/25

 復元区の風景です。湿原らしい風景ですね。

こっちは園芸品種の美しさの競い合いハナショウブ

ハナショウブ 園芸品種 2010/06/25

ヒツジグサ 2010/06/11

 白い花が水面に咲いてます。

キツリフネ 2010/06/11

 ツリフネソウの黄色版。船を吊っている様に見えませんか?

ヤマボウシ 2010/06/11

 白い花ですが、緑っぽかったり、ピンク色気味だったりと、株により色の違いを楽しめます。

セッカ 草原特有の鳥です

広い草原がないと繁殖でき無い鳥です。
鳶ながら鳴くのが得意で、上昇するときは 「♪ヒッヒッヒッヒッ…♪」
だんだんと下降するときは「♪チャッチャッチャッチャッ…♪」って鳴きます。

今回の鳥写真は湿生花園以外で撮影したものも含まれていますが、園内でも同じ種が繁殖してます。

キジの雄

 鮮やかな雄です。人気が少ないと、草地や歩道脇に出てきて採餌してます。
「♪ケーン、ケーン…♪」って鳴きます。

キジの雌

 雄に対して、地味な雌です。
雌は、卵を抱いて子育てもするので、キツネやタヌキなどの外敵にねらわれにくいように、地味なんです。
「雄は目立っても良いの?」  雄は、目立って、雌にアピールするんですね。雄は子育てしないんですね~。

さえずる ウグイス 2010/06/25

「♪ホーホケキョ…♪」
これ聞くと、暑いときも、涼しい感じがしますよね。 
やぶが好きなので、園内のあちこちから声がします。

シジュウカラの子(幼鳥)

園内を歩いていたら、シジュウカラの親子に出会いました。親が餌を探して、子供(幼鳥)に与えていました。子は親鳥よりも、喉~胸の黒いすじ(ネクタイ)が細いのが特徴。

シジュウカラ 餌探し  2010/06/25

親は大忙し、餌を探して股を開いて変なカッコウしてました。 
「♪ジュクジュクジュク♪」っておしゃべりしてます。

さえずるホオジロ

「♪一筆啓上、つかまつりそうろう♪」(早口で読む)
っていってるように聞こえますよ。
木のてっぺんで鳴くので、見つけやすい鳥です。

エナガ

まあるい頭にうっすら紅色のおなか。とっても小さい鳥で。 「プリプリ」って鳴きます。

ツバメの子(雛)

 ツバメが子育てをしてました。もう雛が大きくて、巣からはみ出しています。
嘴の合わせ目が黄色いのが雛の特徴です。

箱根湿生花園でのバードウォッチングのコツ!伝授!
① 道具: 8倍程度の双眼鏡が有ると良いですよ。ズームは画質が悪いのでお奨めできません。
       双眼鏡選びのコツはこちらをクリック
② 鳥の声がしたら、その方向を目でよーく見て、何か動くものや、鳥ぐらいの塊があったら、双眼鏡で確認!
③ 望遠鏡: 復元区などの開けた草原環境では、望遠鏡(スポッティングスコープ)が有るとさらに良いです。
しかし、復元区以外では、遠くを見通すことはあまりできないので、望遠鏡はかえってじゃまになりそうです。数人のグループの方は、誰か代表で1台有ると良い程度です。
 なお、望遠鏡を三脚に立てて観察するときは、他のお客様も通過しますので、歩道の端に立てるなどの配慮をお願いします。他のお客様にも望遠鏡で鳥を見せてあげると喜ばれますよ。
④ 時間帯: やはり午前中、それも午前の早い時間帯が良いですね。野鳥は夜明け頃から朝の涼しい内が活発に活動します。ただし、通常は開園が9時ですので、それより早い時間は、通常は入れません m(_ _)m
⑤ お金 入園料が必要です。営業案内はこちら
⑥ : 園内は一部砂利道がありますので靴はスニーカーやウォーキングシューズがお奨めです。夏は帽子も。
⑦ 鳥は野生動物なので、たくさん見れるときと、そうでもないときとの当たりはずれがあります。
  鳥がしばらく出てこないときは、園内の花を楽しみましょう
⑧ 図鑑: 園内の花は、名札が付いているので、図鑑が無くても種類が判ります。でも鳥はそうは行かないので、コンパクトな図鑑があるといいですね。この夏、開催中の「箱根バードウォッチング」(九頭龍の森)で参加者に配付している「ミニ図鑑 箱根の野鳥」は写真がいっぱいだけでなく、芦ノ湖周辺の、この時期の鳥に絞って掲載してあるのでコンパクトでぴったりですね。
詳細はこちら↓

 箱根バードウォッチング春夏編(九頭龍の森)、参加者募集中(7月まで開催) ←クリックすると、開催日時やパンフレット印刷ボタンがあるよ。

もっと、鳥を楽しみたい方は? 近隣探鳥地へのリンク
仙石原ススキ草原(県道周辺)
 ホオアカが繁殖してますよ。他に、セッカ、キジ、ウグイス、ホオジロ、オオヨシキリ…
仙石原自然探勝歩道 浄水センター(下水処理場)から湖尻水門まで続く、ハイキングコースです。距離が長いので、時間のない方は、浄水センター周辺から早川を渡って30分ぐらいでゴルフ場のわきにつきますので、そこで引き返すぐらいでも十分楽しめます。運が良いと、カワセミや繁殖しているノジコと、繁殖してるアオジがみれますよ。
箱根でのその他の探鳥地(芦ノ湖周辺や湯本)の紹介へ

ミニ図鑑 箱根の野鳥 春夏編

 クリックで大きくなるよ。
箱根バードウォッチング春夏編(九頭龍の森)、参加者募集中(7月まで開催) (クリック)に参加するともらえる!

ミニ図鑑 箱根の野鳥 春夏編

  ちらっと中身を見せますね。クリックで大きくなるよ。

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箱根バードウォッチング春夏編2010年度 ( バードウォッチング 九頭龍の森 6/20 ホオジロ イワツバメ 集団繁殖地 コゴメウツギ コアジサイ )

2010年06月22日 04:38

箱根バードウォッチング(九頭龍の森)6/20(日)報告Report of Hakone Bird Watching 20th June in Forest of Kuzuryu

 おかげさまで、6/20(日)の箱根バードウォッチング春夏編(九頭竜の森)第4回も、好評につき、お客様19人で開催できました。
参加者は、生き物大好き小学生(双眼鏡持参)から年配のご夫婦まで全19名。半分ぐらいの方が、バードウォッチング初心者とのことで、貸し双眼鏡をご利用いただきました。
 10時にザ・プリンスの別館ロビーに集合。鳥日和こと伊豆川が作ったミニ図鑑「箱根の野鳥」をもって出発(^。^)

天気は霧、時々雨が降る状況でしたので、雨具は上着だけ着て、鳥や花を楽しみました。今回は霧がでていたので、鳥の姿は、色の判別が難しく、前回ほどは見れませんでした、しかし、鳥のさえずり声は良く聞こえました。また花もコゴメウツギやコアジサイなどを楽しんでいただきました。 九頭龍の森では、濡れた芝生も歩きましたので、トレッキングシューズのかたは問題なかったのですが。スニーカーで足元が濡れてしまった一部のお客様には申し訳なかったです。かといって、やはり、鳥が見にくい舗装路よりも、鳥が見やすい草地コースを歩きたいし、ノウサギの糞も草地にあるし…。
芝地の草も春先に比べて、だいぶ伸びてきました。草丈20cm程度。スニーカーよりもやはりトレッキングシューズの方が天候にかかわらず、歩きやすいです。
鳥の写真はガイドをしながらの撮影は困難なので当日撮影した物ではありません。

箱根バードウォッチング募集中(7月まで) ←クリックして画面をめくると、ミニ図鑑や、一番の下の記事に募集日時やパンフレット印刷ボタンがあるよ。

ホオジロ 雌

 九頭龍の森でツツジの灌木の上にじっくりとまってくれました。みなさんで双眼鏡で見ることができました。雄と雌の違いも配付した図鑑を見ながら納得して頂きました。ほっぺたの茶のが雌、黒いと雄なんです。

雛に餌を与えるイワツバメの親鳥

イワツバメの集団繁殖地も見ました。もう、雛が巣から顔を出していました
住宅街のツバメはツバメ科のツバメ。 今回のツバメは、ツバメ科のイワツバメ。その違いは、色形だけでなく、巣を掛ける環境も違います。

ミソサザイ 小さいのに大きなさえずり

体長10cmと日本の鳥では最小クラスの鳥です。当日は、歩道沿いに何回も美しいさえずりが響いていました。ミソサザイは暗い林床部にいるので姿はなかなか見れません。当日も、姿は見れずに声を楽しみました。 

ナツツバキ きれいな花

 九頭龍の森に数本有りました。満開に咲いていましたよ。

ナツツバキの去年実った種子

 去年の種子が落ちずに残っていました\(^_^)/
花と種子が同時にみれちゃう(^^;

ヤマボウシ 十字型の白い花

 白くて大きい花が、森の中を明るくしてくれていました。ヤマボウシの花は緑っぽい花やややピンク色気味の花、真っ白な花などいろいろな色があり楽しめました。

ニシキウツギ

1つの花の色が、咲き始めの白からだんだんと赤に変わる花です。 だから「二色空木」。
なお、ハコネウツギは、これとそっくりの近縁種ですが別種です。ハコネウツギは海岸性の種類です。箱根では一部植栽などがありますが、自生していません。ややこしい種名を付けてしまったのもですね。

コゴメウツギ 小米空木

小米(こごめ)とは砕けたお米粒のことです。まさに米粒のような小さな花がたくさん咲いていました。 

コアジサイ 花は、いい香り

コアジサイも芦ノ湖周辺で咲き始めました淡い紫色がきれいで、良い香りも楽しめました。 

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観察会・講演会・展示 ( 滝めぐり 小涌谷 千条の滝 鷹巣山 飛竜の滝 畑宿 鳥リスト )

2010年06月17日 01:38

湯坂道と滝めぐりハイキング(花や鳥) 増補版

 自然観察会の「初夏の箱根の滝を巡る」2010/06/12(土)に参加してきました。
環境省箱根ビジターセンターのパークボランティア主催)←リンク
コースは 小湧谷駅(朝集合)→千条の滝→鷹巣山(昼食)→飛竜の滝→畑宿(解散)(地図を見てね)
当日は天気も良く、新緑もきれいで、とても気持ちの良い日で、お目当てのコアジサイが咲き始めていて、花を近づけると、良い香りがしました。 初夏の花のノアザミに、スイカズラも咲いていました。

ハンショウヅル 鷹巣山

 何ともきれいですね。釣り鐘の半鐘みたいな花で茎が「つる性」だから、ハンショウヅル。咲いてましたよ。

テイカカズラ 畑宿2010/06/12

 扇風機のように花びらがねじれてます。  キョウチクトウ科のつる性木本。湯本の富士屋ホテルと役場の間にも道脇の高木にからんで、咲いてましたよ。

コアジサイ 花は、いい香り 千条の滝~鷹巣山にたくさん咲き始めました。2010/06/12

配付されたコース案内の地図

コースは 小湧谷駅(朝集合)→千条の滝→鷹巣山(昼食)→飛竜の滝→畑宿(解散)

ガクウツギ (ユキノシタ科)アジサイに近い仲間です。

スイカズラ (スイカズラ科 畑宿近く)

ノアザミ 春から初夏に咲くアザミはこれ!鷹巣山

 

ハコネシダ 畑宿近く

 柱状節理の日陰の垂直岩場に! 「箱根」の名の付くハコネシダ

オオバウマノスズクサ 鷹巣山

 楽器のサックスホンみたいな形の花です。この葉っぱは毒があるんですが、ジャコウアゲハの幼虫の食草です。
ジャコウアゲハは、幼虫時代に木の葉の毒を体内にためて、蛹になっても成虫になっても毒が残っています。だから、外敵の鳥などが、「ジャコウアゲハは毒がある」って有る程度知られていて、外敵に捕食されないための対策になってると考えられています。

ジャコウアゲハがハルジオンで吸蜜

 ということで、そのジャコウアゲハです。
ジャコウアゲハがゆらゆらと、ゆっくり飛ぶのは、毒を持ってるから外敵に襲われにくいからだといわれています。

大きな声でさえずるミソサザイ

 「♪チュルチョリチュルチョリ…♪」(早口で読んでください)と大きな声

夏鳥のオオルリ 良い声でさえずる。

 透き通った声で「♪ピーローリージュリジュリ♪」(ゆっくり読んでください)

ホオジロ

 さえずりが「一筆啓上、つかまつり、そうろう」を早口で行っているように聞こえる(^^;

 野鳥は、
夏鳥のオオルリが数カ所でさえずってて、その内の1回は、湯坂道の数メートル脇の木のてっぺんでさえずっていたので、姿が見えそうだったのですが、枝移りの瞬間の陰だけしか見えなかったです(^^;
ホオジロが木のてっぺんでさえずり♪、
イカルが、「♪キヨコキー♪」「お菊二十四~」「蓑の笠着ー」と鳴いていました。
また、カッコウの仲間のジュウイチが「♪ジュウイチー♪ジュウイチー♪」って飛竜の滝付近でさえずっていました。
ヤブサメも「♪シシシシシ…♪」って高い音で数カ所でさえずっていましたよ。高齢になるとこの高い音が聞こえないそうです。
滝などの谷間では、ミソサザイが「♪チュルチョリチュルチョリ…♪」(早口で読んでください)と大きな声で響いていました。
(写真は、確認種と同じ種類ですが。今回のハイキングで撮影された物ではありません)

見聞きした野鳥
 2010/6/12 小涌谷~鷹巣山~畑宿 晴 伊豆川哲也、他
  種名   個体数 songはさえずりを示す。
ジュウイチ songのみ1 「♪ジュウイチー♪ジュウイチー♪」飛竜の滝
アオゲラ 1
コゲラ 1
ヒヨドリ 10「♪ヒーヨ、ヒーヨ♪」
ミソサザイ songのみ5 「♪チュルチョリチュルチョリ…♪…♪」(早口で読んでください)
ウグイス 10 「♪ホーホケキョ♪」「法華教」
ヤブサメ songのみ5 「♪シシシシシ…♪」
キビタキ songのみ1 「♪ポッピリピー…♪」
オオルリ songのみ4 「♪ピーローリージュリジュリ…♪」
シジュウカラ 5
メジロ 5
ホオジロ 8 「♪一筆啓上つかまつりそうろう…♪」
カワラヒワ 3
イカル 5 「♪キヨコキー♪」「お菊二十四~」「蓑の笠着ー」
スズメ 5
カケス 1 「♪jay jay…♪」
ソウシチョウ 5
ガビチョウ songのみ2
「songのみ」はさえずりのみで姿が見れなかったことを示す。
もちろん、個体数はもっとたくさんいたんでしょうが、花を見ながら、おしゃべりをしながらなので、記録漏れもあります。ご勘弁下さい。

閻魔大王 小涌谷駅近く

 こんなのも見ました!

千条(ちすじ)の滝 小涌谷近く

 そうそう、滝の写真は
箱根ビジターセンターのスタッフのブログ 箱根へGO(6/13のページ)
http://blog.goo.ne.jp/hakone-go/e/353881ce7fb007e7043d4ad20ffb3e2e
の方がかっこよく載ってますょ。
箱根へGO!!も生き物情報、特に湖尻情報が充実してます。

飛竜の滝  畑宿近く

 滝の脇にあった説明看板は「飛竜の滝」。 登山地図は「飛龍の滝」? 細かいこと気にしない気にしない(^^;

  千条(ちすじ)の滝付近は、6月はホタルの鑑賞もできます。もちろん夜です。外灯はないので、歩行用に懐中電灯があると安心です。
詳しくは、「箱根全山おすすめ」の「箱根で蛍鑑賞。今年も飛び始めました」をご覧下さいm(_ _)m
http://www.hakone.or.jp/blog/hakone-de-sagasu/index.html?page=1705

また、ホタルの生態的な話しなどは、私のブログの「ゲンジボタル」もをご覧下さいm(_ _)m
ホタルのきれいな写真があるよ。
http://www.hakone.or.jp/blog/toribiyori/index.html?page=1706

登山用地図

クリックして、拡大して、右クリックで「印刷」や「保存」ができますよ。
 この地図は、箱根総合観光案内所などで、無料でもらえますよ。

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コメント一覧( 5 件)

by 鳥日和 さん

2010年06月29日 02時01分

詳しくみていただいて、有りがとうございます。おかげさまで、マムシグサ類をもう一度チェックして勉強しました。見分けるのは難しい(林・平野1989)と、されていますので、第1回バードウオッチングの記事の最後に、注釈を追記しました。ご笑読下さい。
 なお、スルガテンナンショウ(ムロウテンナンショウの亜種)はそっくりなのですが、付属体(緑の筒の真ん中にある緑の鉛直の細い棒)の先端が球状にふくらむとされているので、残念ながら違うようです。

marusan さん

2010年06月22日 22時37分

やはり凄いです。キーボードを押しながら寝るとどうなったんでしょう?
ところで第1回バードウオッチングの時の植物のなかでマムシグサの仲間の写真がありましたがスルガテンナンショウではありませんか?色々調べたら一番近いとおもいました。特定するのは難しいですがおかげ様で図鑑類を調べ楽しい勉強ができました。間違っていたらごめんなさい。

by 鳥日和 さん

2010年06月22日 12時35分

(睡眠時間の補足説明)
「毎晩2~3時間」はちょっと大げさでした。週に数日2~3時間ってとこですね。6時間も寝ればよく寝た日です。昨夜は(今朝は)明るくなってしまったので寝ました。遊んでる訳じゃあないんですが、夜更かししすぎ、キーボードを押しながら机で寝てました。失敗(T_T)

鳥日和Toribiyori さん

2010年06月18日 20時01分

毎晩2~3時間しか寝てません。いつも睡眠不足です。ナポレオンを見習ってます。だから、寝るときは1分で熟睡に入れます(~O~)。30分のテレビ番組を最後まで見ることができません。

marusan さん

2010年06月17日 20時05分

凄いの一言です。いったい何時寝るのですか?鳥の聴きなしは大変参考になります。前に行った事のあるコースなので又行きたくなりました。機会ありましたら同行したいです。

箱根バードウォッチング春夏編2010年度 ( 探鳥地ガイド )

2010年06月10日 04:10

箱根の探鳥地ガイド。どこでどんな鳥?Where to watch birds in Hakone in spring~summer

スマートなハクセキレイ 早川や芦ノ湖畔によくいます。

箱根全山の特集記事で、箱根の春夏の時期での
お奨め探鳥地はどこ?
どんな鳥が見れるの?
バードウォッチングのコツは?
双眼鏡選びは?
バードウォッチングの案内してくれるツアーは?
などのWhere & How to bird watch?  をまとめて掲載しました。
タイトルは「 自然の声が聞こえます。箱根でバードウォッチング。」です。
http://www.hakone.or.jp/blog/spcial-1/index.html?page=1666
ぜひご覧下さい。
場所は、「箱根全山」top→ボタン「施設を探す」→「 自然の声が聞こえます。箱根でバードウォッチング。」

その一部を、ちらっと、ご紹介しますね。

芦ノ湖沿いのお奨め探鳥地(紫色囲み)

春夏のお奨め探鳥地は、こんな感じで、googleの地図付きで紹介してます。
特集記事では、縮尺変更もできるので、拡大して遊歩道なども判りますよ。
もちろん、鳥日和が撮影した、たくさんの鳥写真付き\(^_^)/

ちなみに、上の地図で「芦ノ湖」って文字に重なってる紫の囲みが、箱根園~九頭龍の森(旧樹木園)で、交流センターの「箱根バードウォッチング春夏編」(←クリック)の開催地ですよ。

仙石原のお奨め探鳥地(紫色囲み)

仙石原は、自然探勝歩道をお奨めにしました。
その、東側の県道沿いススキ草原もホオアカなどが見れてお奨めです。
ホオアカ特集はこちら↓
ホススキ草原のホオアカ

箱根湯本では、早川沿いがお奨め。

湯本では、水鳥がいろいろ見れます。キセキレイ、ハクセキレイ、アオサギ…
青空を見上げれば、ツバメ、イワツバメ、ヒメアマツバメが飛んでます。
駅から役場に行く橋の裏にはイワツバメの巣があって親鳥が出入りしてます。
役場の本庁舎の最上階の軒先には、ヒメアマツバメの巣があって、親鳥が10羽ぐらい飛んでますよ。特に夕暮れ時。
これも近々ブログの記事にしたいなー。

 もちろん、この紹介以外にも、良い箇所はたくさんあるのですが、掲載しきれないので、今後、鳥日和in箱根などで追加紹介していきます。
 また、冬はカモ類が越冬に来るので別のお奨めポイントがあります。これも今後、ご紹介しますね。

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鳥日和 さん

2010年06月13日 23時15分

こちらこそ、楽しい登山でした。なんせ金時山200回のベテランmarusanさんとご一緒でしたから。
花も鳥も楽しめましたね。
花は、コゴメウツギ、ヤマツツジ、ハンショウヅル、ノイバラなど。
鳥は、あちこちでウグイスや青い夏鳥のコルリの声がたくさん聞けて、長尾山~乙女峠がジュウイチの声ポイントでしたね。
実は、翌日行った、環境省箱根ビジターセンターによる、「滝をめぐる」ハイキングでも、飛龍の滝~畑宿の登山道でも、ジュウイチ1羽がよく鳴いてました。

marusan さん

2010年06月13日 20時09分

忘れていました。金時神社から金時山ー乙女峠ー乙女口までの登山コースはバードウオッチングのお勧めコースです。ジュウイチが鳴いていました。

marusan さん

2010年06月12日 21時37分

こんばんは伊豆川様、marusanこと丸山です。
昨日は金時山の植物を色々教えていただいて有難うございました。充実した一日でした。
これからも宜しくお願いいたします。

箱根バードウォッチング春夏編2010年度 ( キビタキ イワツバメノ 集団繁殖地 サンショウバラ ミツバウツギ )

2010年06月08日 01:22

箱根バードウォッチング(九頭龍の森)6/6(日)報告Report of Hakone Bird Watching 6th June in Forest of Kuzuryu

 6/6(日)に箱根バードウォッチング春夏編(九頭竜の森)第3回が、おかげさまで無事終了しました。
参加者は、小学生から年配のご夫婦まで全21名。半分ぐらいの方が、バードウォッチングはほとんど初めてとのことで、貸し双眼鏡をご利用いただきました。
 10時にザ・プリンスの別館ロビーに集合。鳥日和こと伊豆川が作ったミニ図鑑「箱根の野鳥」をもって出発(^。^)

写真は第1回開催時のお客様から頂いたもの
 
箱根バードウォッチング募集中(7月まで) ←クリックして画面をめくると、ミニ図鑑や、一番の下の記事に日時やパンフレット印刷ボタンがあるよ。

さえずるウグイス ♪ホーホケキョ♪

 最初に、ザ・プリンスの広い駐車場に移動して、鳥のさえずりや今が旬の花(ミズキ、ホオノキ)をご案内。
ホトトギスのさえずり「特許許可局」ウグイスの「ホーホケキョ」のきれいなさえずりを聞きながら、双眼鏡の使い方をレクチャーしました。 双眼鏡は、使う人にあわせて調整が必要ですし、初心者は「鳥が双眼鏡に入らない」ってなっちゃうので、動かない花を双眼鏡に入れる練習をしました。

(当日、ウグイスは声のみで見ることはできませんでした。写真は参考)

イワツバメのペアと巣

 次にイワツバメの集団営巣地(コロニーといいます)を、みなさんでご覧いただきました。
巣に座ってたり、出たり入ったりするイワツバメ達をご覧頂きました。巣は、泥を唾で練って塗り固めた物なんですね~。鳴き声の聞き成しの「虫食って土食って渋~い」は、巣作りの土のことです。

キビタキ雄

当日は、キビタキがよくさえずっていて、何カ所も声を聞くことができました。また、比較的じっくり留まっているキビタキの雄を発見。望遠鏡の視野にキビタキを入れて、みんなでじっくり見ることができました。 
他に、シジュウカラ、エナガ、小さなキツツキのコゲラ、ヒヨドリ、うぐいす色のメジロ、「お菊二十四~」とさえずるイカルなどを聞いたり見たりしました。

先端がピンクのミツバウツギとジャコウアゲハ

 花もきれいでしたよ。白で先端がピンクのかわいいミツバウツギや、マルバウツギの白い花、白から赤に変色するニシキウツギ、富士伊豆箱根地方特産のサンショウバラのピンクの花など。皆さんで楽しくことができました。またジャコウアゲハも飛んでいました。
 
ツアー中は、ガイドしながらの撮影は困難なため、事前に撮影しておいた物などを利用してます。

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by 鳥日和 さん

2010年06月09日 00時19分

やまにゃんこさんも、楽しんで頂けたようでなによりです。
今回は、キビタキがサービスが良く、数分間枝にとまってくれたのでラッキーでした。
キビタキの美しさは、自分に酔いしれちゃう程ってことで英語名Narcissus Flycatcherになってます。
望遠鏡をのぞいてる我々も、「おお\(^_^)/」ってビックリするぐらいですからね。
きっとナルシストNarcissistなんですよ(^^; 
\\"Flycatcher\\"はヒタキ類の総称ですが、飛ぶ昆虫を、飛びながら捕まえる動作から来ています。

やまにゃんこ さん

2010年06月08日 21時13分

6/6(日)のバードウォッチングに参加させていただきました。
はじめて見たキビタキはきれいで可愛くて感動しました!!
聞こえてくる鳥の鳴き声の種類や、花の名前を案内して頂きながら歩くと
とても楽しくあっという間でした。
また、ぜひ参加させていただきます。
ありがとうございました。

by 鳥日和

ブログ説明

ようこそ! 箱根の鳥、虫、花など野生の季節の便り。 「かわいい鳥が虫を食べてたよ」、「きれいな花みっけ!」、「この花なんだ?」など… みなさんも気軽にコメント下さい。 ネイチャー写真の提供もしてます。

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第2回講演会の様子

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